視覚

小さな文字を読むのが困難な状況から完全な盲目におよぶまで、視覚障害における程度はさまざまです。

ディスプレイ付きのすべての携帯電話機による視覚障がい者ユーザーのための幅広いオプション提供は重要なことです。次の機能は特に関心が高いと言えるでしょう:

  • 自分の指をキーパッド上で正しい位置に合わせるのを補助する触知マーカー
  • ボタンを押したことを確認するための可聴式または触知式フィードバック
  • 調節可能なフォントサイズ
  • 低バッテリー、キャッチまたは通話終了および音量変更を知らせる可聴合図
  • 調節可能な明るさ・コントラスト制御
  • メイン表示の大きさ
  • バックライト付き表示

機器の形も配慮すべきものかもしれません。そうであれば、スライド式やフリップタイプの携帯電話の設計は、電話に出たり、電話を切ったりするのをより簡単にするために興味深いものでしょう。

音声認識もまた、視覚障がい者の補助をするために大変役に立つ機能です。これによってユーザーは音声命令を使って電話を掛けたり携帯の機能を使用することができます。

携帯電話に登録されたそれぞれの番号に異なる着信音を指定できる機能は、その他の潜在的に有益な機能として挙げられます。そのような機能を使用し家族に特定の着信音を割り当てることで、電話が鳴った際に携帯のディスプレイを見る必要もなくその着信が誰からなのかを自動的に知ることができます。